<キッズデザイン賞>
キッズデザイン賞は、子どもを産み育てやすい生活環境の実現や、子どもの安全・安心と健やかな成長発達につながる生活環境の創出を目指したデザイン(キッズデザイン)の顕彰制度です。2007年度から開始し、製品や設備に限らず、コンテンツやシステム、企業や自治体等の取組などを対象とします。また、子どもの事故は乳幼児用品や玩具など子どもに向けたものに限らず、子どもがユーザーとは想定されていないものも事故の原因となっていることから、子どもたちの生活環境を取り巻くすべての「もの」、「こと」を対象とします。受賞作品には、「キッズデザインマーク」の使用が認められます。NPOキッズデザイン協議会が主催しています。
<NPOキッズデザイン協議会>
次世代育成支援や少子化対策の気運が高まる中、子どもや保護者・教育者が安全・安心に生活できる環境を産官学民が一体となって創出することが求められています。また、こうしたテーマに取り組むことが、企業の社会的責任(CSR)ととらえる企業も数多く台頭してきました。 このような情勢を背景に、子どもの安全・安心の向上、健やかな成長発達が見込まれる社会づくりを目指し、企業・団体が自主的に業種を越えて集い合う、キッズデザイン協議会が発足いたしました。協議会では、家庭や街などの生活の場で起きる、子どもの事故情報収集・分析や、子どもの身体・行動の計測・分析などを、保護者・病院有識者・企業・自治体・政府と連携・協力して行います。その成果を活用した、子ども目線での製品・コンテンツのデザインの開発を推進します。また、顕彰、広報活動を通じて、「子どもの安全・安心の向上、健やかな成長発達に役立つデザイン」の理念を広く周知していきます。